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馬と二輪車 馬は高速モビリティの原点である。イギリスでは乗馬は貴族のスポーツだ。文字通り騎士を先祖に持つ貴族にとって、騎乗してのキツネ狩りは社交スポーツの儀式でもある。自動車がはやり出すと、マナーハウスと呼ばれる田園邸宅がある領地での乗馬と並行して、貴族たちは二輪車を楽しみ、そのなかでサイドカーも生み出された。1922年にサー・ウイリアム・ライオンズがつくり始めたサイドカーが、名車ジャグアーの誕生につながる。スポーツカーもこの延長線上にあり、田舎道をほこりだらけになって疾走する乗馬の楽しみにつながっている。もともとは野性的(=バーバリズム)狩猟につながるこの楽しみのなかで、ほこりよけの必需品として生まれたのがバーバリーのダスターコートである。 |
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ジャガー・サルーンは 英国のトラディショナルな味わいで 現代のハイテク技術を やさしくパッケージした 強い者こそ優しくなければいけない それを実践したジャガーは 高級乗用車のお手本 ジャガーが似合う 英国的生活に憧れる JAGUAR XJ40 ジャガー復活を象徴するように、1984年、 ジャガー社はBLから独立して再び独自の道を 歩み出す、その新体制下で1986年に 発表されたのがジャガーXJ40サルーンであった、 何もかもが新しくされたが、生産性や信頼性の 向上は目覚しく、ジャガーは自らの基盤を 強固たるものにした。 1989年にはフォード傘下に入るも、 ニュウモデルの開発を促進、ジャガーXJ−Sのフルモデルチェンジ及びXJ220の市販化といった、スポーツカーとしてのジャガー復活も実現、流麗なジャガースポーツカーが 世に送り出される、 「美とテクノロジーの融合」 この今は無きサー・ウイリアム・ライオンズの ポリシーは、現在、そして未来についても、 変わることなく生き続けて行くことであろう。 |
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